スタッフの想い〜Staff〜

ご入居者様からのあたたかい言葉が仕事の原動力。
しまナーシングホーム白金 介護士主任 安倍浩一 経歴)2009年入社。中野、光が丘、飯田橋のしまナーシングホームで介護主任やケアマネージャー職を経て、2016年より白金の介護主任として勤務。
ケアマネージャー経験を活かし、視野の広い柔軟な介護士を目指して

しまナーシングホームには介護士として入社したのですが、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格取得を機に、飯田橋ホームで初めてケアマネージャー職を経験しました。より広い視野を必要とするケアマネージャーという仕事は、自分のスキルアップに大いにつながったと思っています。

今の勤務地である白金ホームでは、ケアマネージャーから介護士(主任)に戻りました。これまでの経験を踏まえることで、それぞれのご入居者様のご希望やお考えを、普段の生活の中から聞き出せたり、言葉にされなくても感じ取れるようになりました。ホームには一応のルールがあるけれど、すべてその通りではない柔軟な対応を心がけています。ご入居者様のペースにしっかり寄り添えるようになったのも、お一人おひとりをしっかり観察することを学んだ、ケアマネージャーの経験が生きているからだこそと思っています。

お世話する側・される側という関係をこえて

日頃は、自分の心のうちをご入居者様に気づかれないように意識しています。例えば、スタッフの急な休みなどで心が慌ただしくなっても、それをご入居者様に気づかれてしまうのが、とても嫌なのです。ご入居者様にとって、私たちがいつも一定で平静であることは、とても大事だと思っているからです。

それでも、自分が怪我をしたときに、あるご入居者様から「身体には気を付けて」とご心配いただきました。自分から怪我をしたことをお話したわけではないのですが、ちゃんと見ていて気にかけてくださる。単なる「お世話する側・される側」という関係をこえたお付き合いには心から嬉しさを感じますし、「ありがとう」とか「あなたがいてくれてよかった」とおっしゃっていただけると、本当にやりがいを感じます。

「しま」はやる気のある人が輝ける場所

「どのようなお身体の状態でも、その方らしい生活が送れるところ」、そして「それを誠心誠意サポートできるスタッフがいること」がこのホームの魅力ですね。
介護業界は大変だという話ばかりが先行してしまいますが、いまの会社では、お客様(ご入居者様・ご家族様)、同僚、上司の評価を総合して人事考課が行われています。それは公平で納得できる評価方法なので、働く職員にとってやる気になるし、それがよりよい介護へとつながっていると感じます。

ご入居者様やご家族様がもちろん一番大切ですが、スタッフも同じくらい大切です。主任として、スタッフそれぞれの良さが出せるような働きやすい環境づくりに常に気を配っています。